丸善は8月下旬から、パソコン向けインターネット通販を、ネット通販大手の
アマゾンジャパン(東京・渋谷)と共同運営する。
従来の本や文具に加え、CD、玩具、家電などを新しい通販サイトで買えるようにする。
丸善は書店員のお薦め情報など販促に専念し、アマゾンは商品調達・発送などを請け負う。
アマゾンが書店のサイト運営を事実上受託するのは初めて。
新サイトで商品を買うとアマゾンのポイントが付き、
アマゾンが仲介する中古書売買サービスも使える。
現在の丸善のサイトで扱う商品点数は約600万だが、大幅に増える見通し。
アマゾンが在庫管理など業務の大半を担うため、
丸善のネット通販事業は
「年間2、3億円のコスト削減で営業黒字にできる」(丸善の小城武彦社長)。
丸善の従来サイトは閉じる予定だ。
▲この記事を読んだだけでは、丸善にとってのメリットは納得できるのだが、
アマゾンにとっての、丸善と手を組むメリットは見えてこない。
ポイントや決済や商品管理まで、通販のほぼすべてのサービスについて、
アマゾンのノウハウを使うのであれば、
「丸善」サイトである必要はない。
従来の「アマゾン」で十分こと足りるからだ。
▲あえて「アマゾン」が「丸善」と手を組む以上は、
そこに何らかの大きなメリットがあるはず。
それは、いわゆる「丸善」ブランドなのだろうか。
アマゾンでは集客できない、
ミドル、アッパーミドルクラスの人たちに対して、
「丸善」というブランドが、十分アピールできて、
しかも集客につながるという読みからなのだろうか。
それとも、アマゾンは、いずれ「丸善」自体を
自身の中に組み込んでいこうとしているのだろうか。
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