小説・自己啓発
いただきます。
最新刊が出たら即購入、読みかけの本があっても先に読みたくなる――そんな大好きな作家・喜多川泰さんの最新作。 私にとっては、作品やセミナー、講演CD『日々漸進』を通じて学ばせてもらってきた“師匠”の一人です。
高校を卒業してバイト生活を送る主人公・翔馬が、大学の守衛室のバイトで出会った3人の老人たちから、 これからの人生を歩むうえで大切なことを学んでいく物語。働くことの意味、生きていることの意味、 そしてタイトルにもなっている「いただきます。」の意味を、登場人物たちがそれぞれの形で教えてくれます。 読み終えてから、食事の前にはしっかり声に出して「いただきます」と言おう、と思いました。
誰でもできることをやらせたときに、誰にもできないところまでやる人がいるとするよね。
そこにできる差のことを『その人にしかできないこと』って呼んでるんだよ。実際その部分は他の誰にもできないわけでしょ。
― p.121
自分が経験してきたことを受け取って生きる人がたった一人いるだけで、自分の人生には本当に意味があったと思える。
― p.257
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