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母さんのコロッケ 表紙
生き方・小説

母さんのコロッケ

喜多川泰 著 | 大和書房 | 2015.8.17 読了

脱サラして塾を立ち上げた主人公が、不思議なドロップを通じて祖父母の戦中・戦後の生き様を目撃し、命のバトンに感謝していく物語。「命を大切にするとは、真剣にぶつけること」という覚悟のメッセージが込められています。

  • 命のバトンに感謝する: 不思議なドロップを通じて祖父母の戦中・戦後の生き様を目撃し、命のバトンに感謝していく物語。
  • 命を大切にする=真剣にぶつける: 「命を大切にするとは、臆病に守ることではなく、真剣にぶつけること」という、今を精一杯生きる覚悟のメッセージ。
私はこの国に生まれて、父親になれて、自分の子供を残した。そして、自分の命をその子供のために使おうと覚悟を決めた。人間の生き方はそれがすべてのような気がする。 — p.110
命を大切にするというのは、決してなくすのを恐れて臆病になることではなく、命をぶつけて真剣に生きようとすることなんだ — p.116

戦火を潜り抜け、命を繋いでくれた先人たちの思いを考えると、「自分は今、命をぶつけて生きているか」と激しく自問させられる。過去のない子供たちに無限の可能性を開くことが自分の使命だと心得え、今日という一日に深く感謝しながら、全力で前を向いて歩んでいく。

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