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決断力 表紙
自己啓発・ビジネス

決断力

羽生善治 著 | KADOKAWA(角川新書) | 2015.6.24 読了

将棋を指すうえで一番の決め手になるのは「決断力」である——。タイトルを守り続ける羽生名人が、対局中に連続する決断と、知識を知恵へ変えるプロセスを語った一冊です。

  • 勝負を決めるのは「決断力」: 将棋を指すうえで一番の決め手になるのは「決断力」であり、対局中に連続する一つ一つの決断が勝負を決定づける。
  • 知識を「知恵」「技能」へ変える: 単に知識を得るだけでは無用の長物であり、それを理解しマスターして「知恵」や「技能」に変えるプロセスこそが最も重要である。
じっと見ていてもすぐには何も変わりません。しかし、間違いなく腐ります。どうしてか?時の経過が状況を変えてしまうからです。だから、今は最善だけど、それは今の時点であって、今はすでに過去なのです — p.43
全体を判断する目とは、大局観である。(中略)その思考の基盤になるのが、勘つまり直感力だ。直感力の元になるのは感性である。 — p.62

コンピュータの出現など将棋界が進化・変化し続ける中で、タイトルを守り続ける羽生名人の内面の進化を深く感じられる本です。七冠達成時に先輩から諭された「釣った鯛」の例えのように、常に現状にとどまらず先を見据える凄みに圧倒されます。

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