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教師の覚悟 表紙
教育・人物

教師の覚悟

松澤正仁 著 | さくら社

80歳を越えてなお教育に関わり続ける野口芳宏先生の生涯と、その教育哲学を弟子の視点から綴った小伝です。

  • 授業名人の小伝: 80歳を越えてなお教育に関わり続ける野口芳宏先生の生涯と教育哲学を、弟子の視点から綴る。
  • 善悪両面を直視する: 子供は無条件に信頼すれば真っ直ぐ育つ天使ではなく、善の可能性と同時に『悪の可能性』も備えている現実を直視すべき。
  • 哲学をアピールする: 担任は自分の人生観や哲学を色濃く子供の前に示すべきで、一つの色に染めない消極的な姿勢からは何も学べない。
教師の発する言葉というものが、子供の心にかなり大きな影響を与える。 — p.35
善と悪、神と悪魔、それらを対等に住まわせ、両者共存をしているというところが、おそらく本当の姿であろう。 — p.66

興味があるからと色々なことに手を出すのではなく、一つのことにこだわり、他のことを断つ『絶縁能力』という生き方に強く惹かれる。人間が持つ善悪の両面を対等に住まわせるというリアリズムを持った教育論には、深く考えさせられるものがある。

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