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吉田松陰 留魂録 表紙
歴史・人物

吉田松陰 留魂録

古川薫 全訳注 | 講談社学術文庫

自らの処刑を前に、門下生たちへ向けて遺した十六条からなる「留魂録」を詳細に解説した、松陰の魂に触れる一冊です。

  • 死を前にした門下生への遺言: 処刑を前に門下生へ遺した十六条からなる『留魂録』を、全訳注で詳細に解説した松陰の魂に触れる一冊。
  • 生死を度外視して義を貫く: 『死して不朽の見込みあらばいつ死んでもよい』という、生死を度外視して、なすべきをなす至誠の心構えが説かれる。
  • 血がほとばしるほど精読する: 文章を精読する際は、皮膚に針を刺して鮮血がほとばしるほどに明確に理解せねばならぬという、徹底した学びの姿勢。
身はたとい武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂
つまり、私の見るところでは、人間というものは、生死を度外視して、要するになすべきをなす心構えこそが大切なのだ。 — p.51

実際に萩を訪れて直筆の留魂録を目にしたときの、あの身震いするような感動が本書によってさらに深まった。自らの命の終わりを前にしてなお、残される門下生たちの未来を想い、一誠を尽くそうとした松陰先生の気高さには、ただただ平伏するばかりである。

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