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余命10年 表紙
小説・恋愛

余命10年

No.156 | 小坂流加 | 文芸社 | 2017年

20歳で余命10年を宣告された茉莉と、同級生の和人との切ない時間を描く青春小説。命の期限を知った人の葛藤と、日常の尊さが丁寧に描かれます。

  • 余命を知った主人公が、恋や仲間との関係の中で揺れ動く。
  • オタク文化の仲間たちが、主人公の居場所として描かれる。
  • 生まれること、別れること、残される人の思いが重く響く。
「おじいちゃんとおばあちゃん」という響きには、ほっこりした幸せがつまっている。
人が生まれるというのは、足し算では収まらない掛け算の出来事なのだ。 — p.337

余命宣告を受けた人の心の葛藤が、とても生々しく描かれていました。仲間との時間や和人との恋に惹かれながらも距離を置こうとする茉莉の姿が、静かに心に残ります。

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