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「0から1」の発想術 表紙
ビジネス・発想術

「0から1」の発想術

大前研一 著 | 小学館

既存の延長線上ではない「0からの戦略的思考法」を、現代のビジネス環境や国内外の具体例(ルンバや葛飾北斎の浮世絵など)を交えてまとめた思考の指南書です。

  • 0からの戦略的思考法: 既存の延長線上ではない『0からの戦略的思考法』を、ルンバや北斎の浮世絵など具体例を交えてまとめた指南書。
  • アカペラで歌える人材: ITを使えるだけで『ITに強い』と勘違いする人を、伴奏がなければ歌えない『カラオケ上手』に過ぎないと一喝する。
  • 目的の変化を捉える: スペック競争に終始せず『綺麗に掃除したい』というユーザーの本質的な目的の変化を捉えること、圧倒的な覚悟が必要。
富を稼ぎ出す人間とは、カラオケの外側にいてもパフォーマンスができるんだ。 — p.7
『綺麗に掃除したい』というユーザーの目的の変化や進化をとらえきれず、iRobot社(ルンバ)の後塵を拝してしまったのである。 — p.8
レストランの厨房で1日23時間働く覚悟がなければ、また、稼ぎがまったくなくても『この仕事が本当に好きだから』と言えるようでなければ、やめたほうがいい — p.207

大前氏のこれまでの思考法のまとめ直し的な側面もあるが、やはりその鋭い言葉には大きな刺激を受ける。技術があっても本質的な目的の変化を捉えられなかった日本企業への指摘や、『アカペラでも歌えるか』というカラオケの比喩は、現代のビジネスパーソンにとって耳の痛い、しかし不可欠な教訓だ。

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