中3生用・話し込みシート

成長は、時間に比例してくれない

努力しているのに、なかなか成果が見えない。 そんな時期にも、成長は見えないところで少しずつ積み重なっています。

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2017.6.2

私たちは、何かを身につけるために練習を始めると、 かけた時間に比例して成長していくものだと考えがちです。 しかし、勉強や練習の成長は、いつも一直線に伸びていくわけではありません。

努力した時間と成長は、いつも同じ形ではない

たしかに、「練習はうらぎらない」とか「練習しただけうまくなる」といわれることもあります。 それは一面では真理です。

しかし勉強においては、時間をかけて練習したら、その時間数に比例して成績が必ず伸びるわけではありません。 むしろ、いくら練習しても、なかなか「成長した」「うまくなった」という実感を得られないことがあります。

練習時間に比例して成長するイメージと、横ばいの期間を経て段階的に成長する実際の成長イメージを比較したグラフ

一定の練習量を超えると、次のステージに進む

ものごとを身につけるためには、ある一定の練習量が必要です。 例えば、自転車に乗れるようになるまでは、なかなか上達しないように見えることがあります。

けれども、一旦乗れるようになると、それから乗れなくなることはありません。 一定の練習量を超えてはじめて、次のステージへレベルアップしていくのです。

今なかなか成果が出ていなくても、もうすぐ成果が表れることを信じて努力を続けよう。

ワーク

あなたはこれまで、どんなときに自分の成長を実感しましたか。

また、その成長のために、どんな努力をしましたか。

心を整えるために、身のまわりを整える

トップアスリートや著名人の言葉には、努力を続けるためのヒントがあります。 長谷部誠さんは、整理整頓について次のように語っています。

整理整頓は心の掃除に通じる。

ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがあります。 整理整頓を心がけることは、生活や仕事に規律や秩序をもたらします。

試合に負けた次の日など、心の中が散らかっているときこそ、 身のまわりを整えることで、同時に心の中も掃除され、気分が晴れやかになる。 そのような考え方です。

整理整頓は毎日のことです。完璧を目指しすぎるのではなく、 100点満点でいえば80点くらいの清潔感を保つ。 心がモヤモヤしたときこそ、身体を動かして整理整頓をすることが、心を整える一歩になります。

長谷部誠『心を整える。』より

今日からできること

  1. 成果が見えない時期を、失敗だと決めつけない
    成長は、ある日急に見える形になることがあります。
  2. 小さな練習を続ける
    レベルアップの前には、実感しにくい積み重ねの時期があります。
  3. 身のまわりを整える
    机、かばん、部屋を整えることは、心を整えることにもつながります。

今日の学び
成長は一直線ではない。成果が見えない時期も、次のステージへの準備期間です。