繊細さんには基本的に頑張り屋さんが多いです。
その理由としては、
- 他の人の役に立ちたいと考える人が多い
- 自己肯定感が低くなりやすく、このままの自分じゃだめだと思い込んでしまう
- 責任感が強く、仕事なども完璧にこなさなければいけないと考えてしまう
など、さまざまな要因があります。
頑張り屋なこと自体は全く問題ではありません。
ただここで問題なのは、自分のキャパシティを超えて頑張りすぎてしまうことです。
今回はそんな頑張り屋さんが多い繊細さんに向けて、
繊細さんのちょうどいい働き方についてお話していきたいと思います。
目次
結論
繊細さんは平常運転で6割で働きつづけるくらいがちょうどいいです!
理由
繊細さんは平常運転で6割で働きつづけるくらいがちょうどいいと考える理由は以下の3つです。
- キャパシティを超えて働くことがなくなるから
- 完璧主義をやめるきっかけになるから
- トラブルが起こった時に余裕を持って対応できるから
以下で理由を説明していきます。
基本的に無理しがちな繊細さんは、頑張ればなんとかなるという働き方を無意識に許容しがちな傾向があります。
そのため、非繊細さんが8割で平常運転している時に、無理して10~12割で常に頑張り続けてしまうことも多いです。
こんな無理な働き方を続けていては、心身をこわすことにもつながりかねません。
自分が頑張りすぎてしまうという傾向を把握した上で、常に少し余裕を持たせた6割くらいで働くことを意識することで、自分のキャパシティを超えない安定した働き方が可能になります。
6割で働くには完璧主義を意識的にやめる必要があります。
繊細さんは
- 他人の期待には応えなければいけないと考えてしまう
- 信頼を失うことに強い不安を覚えてしまう
といった理由から完璧に物事をこなそうとする傾向があります。
ただ6割で働くスタイルに切り替えてみると、完璧な仕事じゃなくても、意外と周りの人は満足してくれるということに気づくと思います。
このことに気づけると、全てを完璧にこなす必要はないことがわかり、力を抜いて働いている自分を許容できるため、自己肯定感を上げることにもつながります。
繊細さんは特に想定外のトラブルが起こった時に、不安を感じたり、自分の責任だと思い込みやすくなってしまう方も多いのではないでしょうか?
こんな時に、10割の全力で働いている状態だと、トラブルに対応するための余力も残っていないため、
- もうどうしようもない。。。
- 今よりも悪いことが起きてしまう
と視野が狭い考え方しかできなくなってしまいます。
これに対して、6割で働いている場合はまだ4割の余力を残している状態で働いているため、精神的に余裕を持った状態で対応を行うことできます。
これによって、視野も広い状態で物事を考えることができるため、
- 今できることを考えてやろう
- 自分ができないことは周りの人に助けてもらおう
と、ポジティブな視点でトラブルに対処できるようになります。
トラブル時に焦ってしまいがちな繊細さんだからこそ、重要なメリットになるのではないでしょうか!
終わりに
今回は、頑張り屋な繊細さんは6割で働くくらいでちょうどいいというお話をさせていただきました。
普段から頑張りすぎてしまう繊細さんが、この考え方で少しでも肩の力を抜いて働ける助けになればと思っています!